「トイレの夢」は昔からよくみるオリビア
夢の特別番組のようなもの
テレビでいうと
フジの「世にも奇妙な物語」なあたりの放映間隔で
ビールにたとえては
久々の実家でおかーさんに
「シュポっと」抜かれる
キリンのクラッシックラガー大びん633mlのような
忘れたころにぴょっこりと顔を出す頻度なのだが
夢としての「トイレ」は
いつも全然有り難くなく
願わくば
要らない
誰かにお譲りしたい
できれば高く買ってもらいたい
そんな願いは
オリビアの脳のどこにも伝わたず
またしても
嬉しくも楽しくもない「トイレの夢」を
自分の意思とは裏腹に悲しくも無惨におめおめと寝ながらにして
目の当たりにするハメとなる
昨夜のソレは・・・
天井が無い吹抜け
ドアは開きっぱなしで閉じない
便器がドアに対面していない後ろ向きだった
どんなに悪いコトをした罪人でも
「これはヒドい!」って思わず言っちゃいそうな
それはそれは
見るからに
「ケンカごしなトイレ」だった
便器の向こう側へ行くために
しかたなくフタをしめる
狭すぎてそれしか方法が見つからないトイレだった
世の中にトイレは「これしか無い!」「ここだけ!」
ぐらいの感覚に設定されている
夢はいつだって強引なもの
便器の向こう側から
ドアに背中を向け
和式のように後ろ向きに座る
大開放のトイレ
こんな時はひとりにしてほしい
しかし・・・
誰かがトイレに押し入って来た
ひとりでもギュウギュウな逆向きトイレに
がんばって入ってくる
鼻息がつむじに当たって気持ち悪い
勘弁してほしい・・・
そうこうしてたら
どんどん人が来て入ろうとする
もぉ
ギュウギュウに押されて
しかもその中に「ワッキー」がいて超クサい!!
オリビアの夢は臭い付きのデジタルハイビジョンなのだ
狭いトイレはワッキーの厳しく効いた
目的のよく解らない詰め合わせセットを作った
これは何?
夢はやっぱり無情だった・・・
ワインになるため
足でギュウギュウ踏まれて絞られるぶどう達は
きっとこんな気持ちに違いない
トイレで熟成発酵しそうな夢だった
Trackback(0) Comments(4) by オリビア|2008-06-18 21:09
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