土浦市はその昔、城下町で
江戸から明治時代の蔵や商家造りの残る
歴史のある建物が多い街です。
しかし開発や先の震災で歴史ある建物は壊れ、
傷んだものは解体されてしまったようです。
それでも城下町のお宝を
こうして見せて頂けるのはとても貴重です。
江戸時代中期からの呉服商
大国屋徳兵衛家(大徳)さんもその一軒
(↑写真、お借りしました)
梁から天井や柱、
障子や欄間と手の込んだ造りで
当時の繁栄を随所に伺える見事なお屋敷です。
そんな大徳さんの商家では今月3日まで
土浦の商家に伝わる歴史ある
雛人形や創作雛などが展示されていますよ。
江戸、明治時代の雛人形 写真枚5目は、
大国屋徳兵衛の娘たみの雛人形と言われ
目には玉眼がはめられ
お雛様の両手は膝の上で重ねられています。
これは江戸時代の古今雛の特徴だそうです。
比較的新しいものや、土浦のキャラクターの変わり雛も(^^)
お雛さまのあとは、
春の陽気に誘われてぶらり散歩
何年振りかな~
通学や遊びに何度も通った通りや路地、
そして室町時代に築かれた土浦城跡の亀城公園。
写真では納まりきれないほどあちこち歩いて・・・
同級生の家もだいぶ変わっちゃったけど、
変わっていない表札の名前に
ホッとしたりして(^^)
お散歩途中で古民家のカフェにもお邪魔しました。
(こちらはまた後日)
歩いてみて気が付く土浦の良さ、
それもずいぶん少なくなってしまったと
しみじみ感じました。
だからこそ、今 残っている古き良き物を
大切に遺していってほしいと感じた、
そんなぶらり散歩でした。
Trackback(0) Comments(4) by みきゴン|2015-03-01 10:10
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