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[食べるプロ] 記事数:210

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紙がすき

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雑誌やなんかが売れなくなって

今や新聞がウェブ上で読めるようになって

スマートフォンでもあれば、ほとんどの情報が片手の中にある。

でも、そんな時代にあっても、やっぱり紙が好きです。

アナログなんでしょうね、私が。

でも、紙は私にとって特別です。

物心がついたころから、本が、というか活字が大好きでした。字は本から学んだし、言葉遣いも本から教えてもらいました。小学生の頃は、読んでも読んでも満たされなくて、むさぼるように本を読んでいました。

多くの職業があることを知らなかったので、その頃の夢は作家。

へたくそなりに、物語なんぞ書いたりもしていました。

でも、中学から高校の途中まではほとんど本を読まず、読むときは夏休みの読書感想文のためにしょうがなく、といった状態。高校生から大学生の途中までは、活字とは無縁の職業に就きたいと思っていたのでした。

でも、いつしかやっぱり活字に関わる仕事がしたいと思うようになり、気づいたら活字に関わる仕事をするようになっていました。

ぐるり、と一周をして、あるべきところに自分が戻ってきたのだなと、妙に腑に落ちるのでした。

ウェブ上の書かれている、今まさに私が打っているこれも文字。

でも、やっぱり紙に印字されている文字は、私にとって特別です。

ウェブ上の文字は、間違いがあれば直すことができますが、紙の場合はそうはいきません。その分、責任も増すでしょう。でもその反面、自分のすぐ脇に寄り添ってくれもするのです。

あぁ、やっぱり紙はいいなぁ。

今回、紙のさらりとした表面をなでながら、しみじみと思いました。

「茨城のごちそう野菜」

ゆたりの兄弟サイト、「万農王国」から飛び出した一冊です。

書き手の私はクロコであって、主役は野菜であり、茨城です。

何が、というカッチョイイ思い出や理由があるわけではないのですが、ただ「おいしいから」という理由で野菜が猛烈に好きで、偶然にも多くの野菜が育つ茨城県に住んでいる。

なんと幸せなことなのでしょうか。

おいしいものを口にすると、その野菜のこと、育つ場所のことが知りたくなる。知りたがりの性格がやりたいことを、そのまま本にさせていただいたようです。その野菜のことを知ると、その後食べるときに、ちょっと楽しくなる。どうせ食べるなら、おいしい方がいいし、楽しいほうが断然いい。

少しでも、そんな人が増えてくれたらこれ以上嬉しいことはありません。

時代はちょこっとヒネクレていますが、おいしいものを、「おいしいね」と言いながら、ほほえみながら食べる。これが、今の私にとって一番の幸せなのです。

Trackback(0) Comments(10) by 安島夏|2012-04-13 21:09

▽コメント▽
Commented by yasumine 04/14 12:50

普通に、美味しいね!と言える
あたりまえの喜びが・・・幸せが・・・
簡単ではない時代だからこそ、
誇れる地域の新鮮野菜を
応援したくなります。

夏さんの書きためた思いは
みんなの思いでもあるはずです。

風評に負けない茨城の誇れる農産物を
ここに住む僕たちが応援しなければと思います。
みんなで応援しましょう!!

茨城のごちそう野菜・・・。

贅沢なごちそうを毎日食べたら飽きるけど、
新鮮なごちそう野菜は毎日食べても飽きない!
・・・ですね。

Commented by satomi 04/14 15:09

夏さんはじめまして、satomiと申します。
今日本屋さんで購入して参りました♪
ゆっくりじっくり読みたくて、
開いて見たい気持ちをぐっとこらえて、
夜の読書タイムまで待機中です。
とってもワクワクしてます!
また読み終えたら、コメントさせて下さい!
とりいそぎ、購入報告でした(^_-)-☆

Commented by すわち 04/14 16:56

昨日買いに行った本屋さんは
茨城と千葉の県境…
売っていませんでした。残念
茨城の本屋さんに走るとします!
本の発売おめでとうございます。

Commented by sabu 04/14 22:31

まだ手に出来ておらずこのブログに対してのコメントで取り急ぎ
出版おめでとうございます
私も現在休業中ながら現仕事は食に関することに従事していて
野菜の種類や旬の季節など興味を持って楽しく
学んできたことを思い出します
復帰後も日々研鑽 夏さんの心温かい文章に癒されながら
地野菜の魅力をもっと活かしていきたいと思います
もちろん家庭の食卓にも

Commented by 夏 04/17 11:26

>yasumineさん
いいものはいい!
たくさんの農作物が、さらに生産量が多いとなると
逆に注目されないという不思議な現実。
少しもそのよさがじんわりじわわと心に響いてくれたらよいなぁと
願っています。
「よくぞ出してくれた!」という言葉をもらい、
とっても嬉しくなりました。
野菜は県が誇る産物ですね。

>satomiさん
こんにちは!
なんとなんと。
買ってくださったとのこと、ありがとうございます。
素直に、とってもとっても嬉しいです。
感想はちょこっとドキドキしますが、
素材(野菜)のよさでどうにかカバー(笑)でしょうか!?

>すわちさん
ありがとうございます。
県内のブックエースさん、県庁のおひざ元の川又書店さんで
取り扱ってくださっているようです。
お手にとってもらえたら嬉しいです。

>sabuさま。
はじめまして、コメントありがとうございます。
食に携わっていらっしゃるのですね。
食は日常的な営みで、特別なことではありませんが、
逆に日常で感動を生む場でもあるのですよね。
小さな働きかけかもしれませんが、
少しでも多くの方に茨城、野菜のよさが
伝えられればと思っております。

Commented by ベル 04/17 15:08

おめでとうございます♪
とっても魅かれるタイトル&写真です!!
ホント、茨城っておいしいものが多いですよね。
茨城万歳^^/

Commented by たかこ 04/18 10:57

4月15日の夜
私たちも
でっかいポスターの前で
うひゃうひゃして
写真とってみたりで
あやしいふたりでありました。
昼間行ってれば
逢えたのかもって残念です。
そしたらきっと
あやしい団体になっていましたね

Commented by すわち 04/18 19:08

実はゆたりやさんで注文し今日届いたんです
明日早起きしてゆっくりと読みます。

Commented by みきゴン 04/19 15:25

おめでとうございます!!

「ゆたり」のお仲間が本を出したって、なんだか身内が本を
出したような、そんな気がして嬉しくなっちゃいます(^^)

茨城のごちそう野菜・・・茨城自慢がまた出来そうです。

Commented by 夏 04/20 09:56

>ベルさん
ありがとうございます。
ほんと万歳!ですよね。
本を手にして、自分で書いたにも関わらず
改めて「いろんな作物が育つんだな」と思った次第です (笑)。

>たかこさん
あやしい集団、やりたかったですね~(本気で)
実家の両親が喜び勇んで見に行ったようで
不良娘がやっと孝行できたかな、とありがたい気持ちでいっぱいです。

>すわちさん
ありがとうございます!
カメラマンが撮ってくださった巻頭の写真がとってもいいんです。
あの写真を眺めるだけでも、一日の始まりの気分がよくなります!

>みきゴンさん
ありがとうございます!
本当に、ゆたりあってのこの本です。
豊かな土地なんだ、と県外の人はもちろんですが
県内の方にも改めて知っていただくきっかけになればよいなぁと思っています。

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