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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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弔い酒

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青年座で大変お世話になったS女史が
突然お亡くなりになり、その告別式に参列。
集まった方々をみて、つくづく、S女史の偉大さを知る。
演劇製作へのご尽力。
これは、劇団にいたころ、先輩たちの言動を見ながら
いろいろと教えられたものだが
今日も改めて、一途な情熱の跡を見た気がした。

葬儀のあとで、青年座の中でもいまだお世話になり続け、
どこまでも信頼を寄せるN氏が
呑もうと誘ってくださった。
13時。
このあと、とてもじゃないけど、バイト先の研修にいくきはしなかったので、
N氏と弔い酒を共にすることにした。

昼間のビールはきくなあ~~~~~。
ナマ3杯ものんじゃったよ。

思い出話はもちろん、最近の仕事の話、
奥様の話など、聞かせていただきながら、
こうして自分がやめた組織の先輩と、
いまも酒を酌み交わせるありがたさをかみ締める。

あらためてS女史の思い出を話すとすれば・・・

私の初舞台は、(仕事としての初舞台)
劇団の財産ともいえる作品の旅公演だった。
金沢の地で、先輩たちが初舞台、初旅のお祝いをしてくださったものの、
私は演出家からのダメをクリアできずに旅に出てしまったので
心はもやもや、今思い出してもあのときの自分への苛立ちは
ほんとうに、「やり場のない」としかいいようがなかった。
そんなとき、私はどんどん萎縮してゆく。
それを見逃さなかったS女史は
「こもっちゃダメ」
と、ぼそっと私に言った。
「わかってるよ、そんなこと」と、心の中で叫んだが、
どうにもできなかった。

今思えば、芝居を一番客観的にみていたのが、
製作のS女史だったのではないだろうか。
ありがたい言葉に、反抗心むき出しだった私・・・・ああ、今は昔。

こういうひとつひとつを、
何で早く気がつけなかったのか、
いまとなってはおそいけど・・・・。
前向きに考えれば、
気がつかせてくれたことで、
やはり「死」というのは
「終わり」ではなく、明日へのメッセージなんじゃないかしら。
前向きにいこう、前向きに。

~本日のありがとう~
組織を離れた私に連絡を下さったHさん、ありがとうございました。

Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-06-28 01:01

▽コメント▽
Commented by くりぼう 06/28 17:21

こんにちは。
1週間前に(6月20日)にエマさんの出演の「舞台」観させてもらいました。
こじんまりとしたところで、しかも最前列にいたから、皆さんの演技力と素敵な表情といい香りまで伝わってきましたよ。
公演お疲れ様でした。

ところでまくらを抱えた子の演技、
ちょっと手が震えていてカワイイかったです(お幾つの方かわかりませんが)。

うん、「死」は「明日へつなげるため」だと僕も思います。
そんな大切な人の写真をいつか(たまたまでもいいんです)振り返ったら、
そのときだけは大切な人を思い出しましょう。

ではでは、また機会がありましたら、
PC上か、劇場か、そのへんのどこかで

夜なべの油とり紙欲しかったです・・・

Commented by ema 06/29 12:21

くりぼう様
御観劇、そして、コメントありがとうございました。枕を抱えた彼女は、たしか27歳かな?でも役の設定はたぶんも少し若いだろうというので、髪型など頑張って工夫していましたよ。
よかったら、またお立ち寄りくださいね。
ありがとうございました!!

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